無敵の人(予備軍)日記

2022年8月時点では、Quoraに書いた文章の転載先として開設しました。無敵の人の成り立ちを描きたいと思います。

日本のワーキングプアの実態について教えてください。なぜそうなり、なぜ抜け出せないのでしょう?

経歴に不審なところがあるからです。

始めはちょっとしたことでした。私の場合は転職してすぐのタイミングで職場で火事が起きて、事業所が移転して通勤し切れなくなって、短期離職歴が付いてしまったことでした。お決まりの、何ヶ月も次の仕事が決まらず、諦めて派遣しながら転職活動になりました。

その後は、行くところ行くところ、問題だらけでした。問題は主に2種類です。(1)経営者が変で「全員参加の職場いじめ(兼監視)」体質になっていて、それに参加しないので追い出されるか、(2)経営者がしっかりしないので、従業員の誰かが好き放題して「嘘だらけ罠だらけワールド」を展開していて、罠に掛かって追い出されるかでした。まともにやってもそれなりに難しいのに、嘘と罠と嫌がらせの中で、それに対抗しながらやって、うまく行くわけがありません。うまく行くものもうまく行かない状態です。

そういう転職を何度も繰り返した後に、この経歴では、そういう職場しかないことが分かって、ワープアやってます。また、最後の前職で、家族や財産を剥がれて孤立して追い詰められる展開を経験し、そういうことがあり得る、「嵌める側が嵌める気になってやれば現実に可能」であることがわかったので、もう一度アレを繰り返したら生き残れない(今度こそ破綻するし、発狂する)と思い、「正社員=奴隷契約」の意味が身に沁みて、まあ責任の無い立場というか、ワープアやってます。

ホワイトな人にはさっぱり分からないだろうし、どんな職場にも問題があってそれを我慢/対応出来ない方に問題があるとか、私の方が頭がおかしい(被害妄想・思い込みの強い人)と思われるのがオチだと思いますが、世の中には「フィクション顔負けの地面師のような罠」を仕掛ける人とか、「嘘と罠が二重三重に仕掛けられていて何が本当なのか分からない職場」とか、そこで働くと何故かプライベートで事件に巻き込まれて「働くほど貧しくなる」職場とか、それでも辞めないと身の安全に脅迫が来る職場とか、あるわけです。

まあ書いても問題なさそうな無難な分かりやすそうな例で言うと、車複数台で1台を狙って、あわや事故と慌てさせた状態で本命が出て来て当たってしまい「自分に非がある事故」の出来上がり。何故かその時がたまたま保険の切れ目で、たまたま緊急の仕事が続いてよりによって手続出来ていなかった時にそれが起こる。年収超えの借金の出来上がり。後に、会社と、自分の動向を知る者が裏で繋がっていて(そういえばコイツが近付いて来たのは入社後だった)、保険のタイミングを狙われて、あの時の周囲の車も全部グルで仕組まれていたと(ほのめかしで)知る。こんな手法です。

法的手段に出ればいいと思われるかもしれませんが、それが職場絡みというのは、ほのめかしと、タイミングが良過ぎるのと、プライベートの事件と職場の情報を合わせて可能になることがあるなど、なかなか奇怪で複雑であり、決定打が無く、立証するのが難しい手法で、決してボロを出さないようになっています。歴史的に、こういう手法ばかり磨いて来たのかと思います。というか古典なんだと思っています。

ワープアが言っても説得力ないけど、日本の中枢も、結構こんな感じになってると思う。適応障害とかね、ずっとこんな世界で生きてるとなりますよ。

で、本題に戻って、こういう目に遭ってると、もう働くのが馬鹿らしくなりますよね。こんな辞め方ばかりしてたら、履歴書はどんどん不審になるし、ホワイトな会社からしたら本人に問題があるようにしか見えないだろうし、ピンと来るのは自分もそういうことやってる会社だけだし、そういうところは「好きな奴を好きなタイミングで辞めさせる方法論」持ってるからこそ不審な奴を採用出来るわけだし、「もうそろそろ諦めて思い通りにならんかな」って口開けて待ってるし。

ああいうところで集団イジメに参加してる人と、ワープアと、どっちがいいか分からないよねって、私は思うわけです。

(※転載歓迎、拡散してください、広めてください)

初出:2021年12月25日